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分かりにくい固定資産税について詳しく解説します!

2022-08-23

固定資産と聞くと少し難しいトピックに思えますよね。
それに加え、固定資産税という税金の話になると尚更複雑です。
しかし、無視のできないとても大事な話です。
今回はそんな固定資産税について、その内容と申告について解説します。

□固定資産税とは何かを説明

固定資産税とは、固定資産とされる土地や建物、償却資産などにかかる税金のことです。
これは国に納めるのではなく、地方公共団体に納める地方税です。
マイホームを持っている方は、毎年固定資産税や都市計画税の納税通知書が来ます。

譲り受けた土地や建物でも所有者になったのなら、毎年しっかりと納税をしなくてはいけません。
また、その固定資産の価値が高ければ高いほど重要な問題となるので気をつけましょう。

□いわき市の固定資産税の計算方法や申告制度

次に固定資産税の計算方法や申告方法を、いわき市の例とともに説明します。

固定資産税は、次のような手順でその金額が決まります。
1.固定資産を評価し、その評価額を出します
2.評価額をもとに課税標準額を出します
3.課税標準額に税率1.4%を乗せて税額を出します

固定資産評価基準にもとづき、市長がその評価額を決め、それをもとに課税基準額が決まります。

申告や届出をする際には、以下の4つの書類が必要です。

1つ目は、現所有者申告書です。
固定資産の所有者として登記簿などを用意し、該当する方の住所、氏名など必要事項を書きます。

2つ目は、納税管理人申告書です。
固定資産の所有者が市外に転勤・居住されている場合のみ必要となります。

3つ目は、家屋異動届です。
家屋を取り壊した場合や、未登記家屋の所有者の所在地を変更した場合などに提出します。
登記家屋を取り壊した場合は、法務局で登記簿を抹消する必要があります。

4つ目は、共有代表者選任届です。
共有で所有している固定資産の代表者を変更する場合に必要となります。

いわき市の場合、納税通知書は4月に届きます。
そして4月、7月、12月、翌年の2月の4回に分けて納付されます。
地域によって通知のタイミングが異なる場合もあるので、申告が必要な場合はしっかりと日付を確認し、それまでに上記の必要書類をまとめましょう。

□まとめ

固定資産税を納めるのは所有者としての責任です。
自分の資産なのにと思われるかもしれませんが、納税を忘れると大変なことになります。
評価額によって固定資産税の金額も変わるので、不安な方は一度専門家などに相談してみるのもいいでしょう。

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