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ハザードマップの種類と使い道を分かりやすく解説!

2022-09-08

今回は、災害時に役立つハザードマップについてお話しします。

□ハザードマップの種類とその大切さについて紹介

ハザードマップとは、地域の住民の命を救うために作られたものです。
災害時にどの場所にどのような危険があるのか、またその避難経路をまとめた地図です。
その種類は8つあります。

1つ目は、洪水ハザードマップです。
大雨などで堤防が決壊してしまった際に、浸水する恐れがあるエリアを教えてくれます。
浸水する可能性のあるエリアは、これで避難場所と避難経路を知りましょう。

2つ目は、内水ハザードマップです。
内水とは、大雨などで下水道の排水能力が限界になり、河川等に放流できず浸水することを意味します。
雨水が排水できずに浸水する地域をこの内水ハザードマップで知ることができます。

3つ目は、高潮ハザードマップです。
高潮とは、台風や低気圧によって、海面の高さが高くなる現象です。
高潮ハザードマップでは、高潮で浸水の可能性のある地域を知らせてくれます。
満潮時などは予想時刻より早く被害がでることもあるので、避難場所だけでなく近隣の高台も確認しましょう。

4つ目は、津波ハザードマップです。
津波ハザードマップは自治体によって内容が少し異なることもありますが、基本的に浸水や高潮に備えた避難場所と避難経路が記載されています。

5つ目は、火山ハザードマップです。
火山の噴火による噴石の落下、火砕流、火山ガスの発生、噴煙などの被害を受ける可能性が高い地域を記載しています。
火山に備えた避難対策も、これでしっかりと取ることができます。

6つ目は、宅地ハザードマップです。
これは、大規模盛土造成地の変動予測を表したもので、大雨などの際に造成された土地で被害を受ける可能性のあるエリアを表したものです。

7つ目は、地震危険度ハザードマップです。
こちらは地震による建物の被害予想を表したものです。
地震が起きた際に崩壊する可能性のある建物などを確認することができます。

8つ目は、土砂災害ハザードマップです。
台風や大雨などで起きる土石流、がけ崩れなどによる被害を受ける危険性の高い地域を記載しています。
避難場所や安全な避難経路をこれで一度確認してみましょう。

□ハザードマップの見方を解説

次にハザードマップの見方を解説します。
まずは、地域の地形と災害の危険性を確認しましょう。
どの河川が氾濫したらどこが浸水するのか、過去に土砂災害の起きた地域などを知り、災害対策につなげましょう。

次に、災害ごとの避難先の確認をしましょう。
どの災害が起きた際にどこに避難すればいいのか、その避難経路もしっかり確保しましょう。

そして、通行規制となる道路の確認です。
ハザードマップには、災害が発生した際に通行規制または災害の被害により使えなくなる可能性のある道なども記載してあります。

これらをしっかり確認して、災害時の避難経路を確保しましょう。

□まとめ

ハザードマップには人の命を救う道筋が記載されています。
自分だけでなく家族や大切な人の為にも、一度目を通しましょう。
いわき市のハザードマップも確認できるため、いわき市周辺にお住まいの方はぜひご確認ください。

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