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「窓の話」

2022-04-29

こんにちは!
リブレットハウスで設計を担当している村山です。
リブレットハウスのホームページにお越しいただきありがとうございます😊

3月から新しいホームページになりました。
4月からはスタッフブログも心機一転、新たなスタートです。

私は普段、会社では設計を担当しています。
住宅の間取りを考えたり、お客様と打合せをしたり、図面の作成などを行なっています。
家に帰ると、夫と娘と猫と暮らす主婦になります。

ブログでは、普段の暮らしの中でこれは家づくりに役立つ!と思う事をお話ししたいと思います。

さて、今回は窓の話です。
なぜ窓なのかというと、皆さんが今住んでいるお家も私達が建てている住宅も窓が無い家はありません。
なぜならば建築基準法という法律で、住宅の居室には一定の採光(明るさ)が取れる窓を設けるという決まりがあるからです。
ちなみにこの法律で言う『居室』とは、リビングや寝室、子供部屋のように『継続的に時間を過ごす部屋』のことです。
洗面所や浴室、トイレ、玄関、収納などは該当しません。
(中には、トイレで長時間過ごすという方も居るかもしれませんが😅)

法律で決まっていなくても窓が全く無い部屋を想像すると…。
暗くて、閉塞感があって、あまり良い気分はしませんよね。そして、昼間でも照明を点けなくては過ごしにくいでしょう。もちろん、不要な電気を使う事で不経済です。

住宅に窓はあるのが、当たり前です。

当たり前だからこそ、窓は家づくりの中で重要なポイントだと思います。

では、窓の役割とは?

  1. 光を取り入れる(採光)
  2. 熱を取り入れる(日射取得)
  3. 空気を入れ替える(通風)
  4. 景色を取り入れる(眺望)
  5. 出入りする(通行口)

簡単に5つの役割をあげましたが、窓には機能性だけではなく、デザイン性や心地良さなどの心理面につながる役割もあります。
窓の形や大きさ、取付ける場所によって、住宅の外観デザインや室内の雰囲気が変わってきます。
日本の住宅は古くから気候や自然環境を考えた家づくりが根付いています。昔の家は窓や障子などの建具を上手に使って、暑さ寒さをしのぎ、光や風を取り込むことで住みやすさを追求しています。どちらかと言えば機能性を一番に考えていたのでしょう。
そして、一昔前は日本の住宅に付いている窓といえば、引違い窓が主流でした。私達の生活スタイルや住宅の性能が変化することで、窓の形や大きさも増えてきました。部屋の用途や目的、家具のレイアウトなどによって窓の形を選んだり、周辺の環境を考えてみることも窓選びの一つのポイントだと思います。

採光

では、次回からはこれらの窓の役割を一つずつ掘り下げていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます。

ちなみにうちの猫も窓が大好きです。

猫の後ろ姿

Libretto house 村山

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