新築にロフトを設置すると失敗することが多い?有効活用するためには何ができる?
ロフトの便利さや憧れから、新築にロフトを設置したいという方は多くいらっしゃいます。
しかし、ロフトの特殊性をよく知らないまま設置してしまい、失敗してしまったという方も後を絶ちません。
そのため、新築へのロフトの設置をご検討中の方は、失敗することが多い原因と有効活用するための方法を知っておきましょう。
□新築のロフトで失敗しやすいのはなぜ?
新築のロフトで失敗の声が上がることが多いのは、ロフト自体が特殊な間取りであるからです。
まず、ロフトは天井が低い構造のため、決して使いやすいわけではありません。
ロフトの天井までの高さは140センチ以下と定められており、多くの人はかがむことになります。
あまりに天井までの高さが近いロフトだと、圧迫感があって居心地が悪いでしょう。
新築に勾配天井を取り入れる際はより慎重に、使いやすいロフトにできるかを考える必要があります。
また、ロフトは屋根と非常に近い部分にあるため、夏場はかなり気温が上がります。
収納以外の用途でロフトを使用したいのであれば、換気や空調設備の設置をして暑さ対策を講じましょう。
屋根の断熱材をこだわるのもまた1つの方法です。
ロフトは収納の目的で使われることが多いですが、物の出し入れには苦労してしまうかもしれません。
かがまなくてはいけないのに加え、不安定なはしごを使って出し入れする必要があるからです。
このようなロフトで失敗する要因を知った上で、それでも設置したいと思うか、対策をして取り入れたいと思うかを今一度慎重に考えてみてください。
□ロフトを有効活用するためには?
ここまでロフトが失敗しやすい理由を解説しました。
それでもやはり、屋根裏のデッドスペースを活用でき、隠れ家のように利用できるロフトの魅力は抑えられませんよね。
ここからは、ロフトを有効活用するための方法を伝授します。
*ロフトを物置として使う
物置としてロフトを使う際にネックとなるのが、先程解説した不安定なはしごを利用した物の出し入れですね。
ここで階段を設置したり、はしごを固定された物にしたりすると、ロフトではなくなってしまうので避けましょう。
ロフトを物置として使う際の有効活用の手段は、階段型収納の活用です。
別名では収納階段やロフト階段とも呼ばれます。
これであれば安全にロフトへ上がれるようになりますよ。
*ロフトを書斎や子供の遊ぶスペースとして使う
この場合は、ロフトを設置する場所が鍵となります。
ロフトを収納や物置ではなく、多目的で使用したい場合は、リビングに設置しましょう。
リビングの開放感を演出できるだけでなく、ロフトの場所としての居心地も良くなります。
□まとめ
今回は、新築のロフトで失敗しやすい理由や有効活用の方法を紹介しました。
ロフトを設置したい場合は、ロフトの特殊性を知った上で慎重に検討する必要があります。
その際はぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。