2023/09/11
50代で家づくりをする際の間取りや資金面での注意点についてご紹介します!
家づくりを始める上で、資金面や間取りの設計について不安になると思います。
特に、年齢を重ねてから家づくりの不安は大きくなるもの。
例えば50代の家づくりでは、今後のためにもローンの組み方や、安全性を考慮した間取りにする必要があります。
今回は、50代の家づくりに焦点を当てて解説していきます。
□50代の家づくりで取り入れておくべきポイントは?
50代の家づくりでは、”住みやすい”を意識した間取りにすることが大切です。
*できるだけ1階部分に間取りを集結させる
50代を超えてくると、どうしても足腰が弱くなってしまう方が増えてきます。
普段の生活の中で階段の昇り降りが多いと、身体に支障をきたしてしまう可能性があります。
特に洗濯物を干したり、収納しに行ったりする作業は日常的に行うことなので、できるだけ階段移動は避けたいところです。
2階以上への移動は最小限になるように、間取り設計を行うことがポイントです。
*寝室・トイレを近くに置く
寝室の近くにトイレを置くことで、深夜急にトイレに行きたくなっても、最小限の移動で済みます。
深夜に階段を移動するのは、転倒や落下の原因になりますので、寝室近くに設置することをおすすめします。
*十分な収納量を確保しておく
収納量が不十分だと、家中に物が溢れかえってしまいます。
片付けと収納をするのには、かなりの体力が必要になるので、高齢になればなるほどきつい作業になってしまいます。
十分な収納量を適切な位置に設置することで、ネック解消につながるでしょう。
□資金面で注意しておくべき点とは?
1. ローンを組む際は老後を考慮する
50代で家づくりをするのであれば、老後の生活が厳しくならないかを考えておきましょう。
一括で購入できる場合は別ですが、ローンを組むとなると老後の生活に必要な費用も併せて綿密に計算する必要があります。
また、病気で急にお金が必要になることも考慮しておきましょう。
2. 少しでも頭金を用意しておく
これは現状の貯金に余裕がある方に絞られてしまいますが、余裕のある方は少しでも頭金を用意しておくことをおすすめします。
50代の方は、数十年後には安定した収入が途絶える可能性が高いので、ローンは極力早めに支払い終えたいところ。
頭金を最初に入れておくことで、毎月の負担を軽減する方が得策です。
□まとめ
50代の家づくりでは、”住みやすさ”と”資金面”を考慮しておくことが大切です。
間取りに関しては寝室・トイレをできるだけ近くに設置し、さらに適切な収納量を確保しておきましょう。
資金面に関しては、老後の負担を少しでも減らすため、頭金を入れておくことをおすすめします。