こんにちは。コンシェルジュの安部です。

先日東京都の有識者検討会にて一戸建てを含む新築建物に太陽光パネルの設置を義務付けをする答申案をまとめ、２０２２年度中の条例成立を目指すと報道がありました。

これまで一戸建てにおいての太陽光パネルの設置は建築主の判断で自由に設置していましたが、条例が制定されると太陽光パネルを備えないと建築できない可能性がでてきました。

そもそもなぜ太陽光パネルの義務化が検討されているのかというと、答えは地球温暖化対策です。

世界中で脱炭素やカーボンニュートラルが叫ばれている中、現在の日本のエネルギー創出の主体は二酸化炭素を多く排出する火力発電です。
エネルギー自給率としては11.8％と先進国中の中でも極めて低い数字です。そのため、再生可能エネルギーの普及が急務となっています。

今回の答申案の内容をみてみると一戸建てにおいては、大手住宅メーカーなどに設置義務が課されるようですが、建物金額の上昇など、実際に建物を購入する方への負担も出てくるかもしれません。

現時点では東京都の条例だけの話ですが、政府の検討としては２０３０年までに新築住宅の６０％には太陽光パネルの設置が目標とされており、東京都だけでなく他地域においても将来的に義務化されるかもしれませんね。

太陽光パネルが一般普及して約１０年経ちました。以前に比べると設置に要する費用もグンと下がりました。
これからマイホームを考えていて設置するか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
設置に当たってのメリットは多いですが、もちろんデメリットも存在します。将来を見据えたマイホーム計画をしていきましょう。

リブレットハウスでは家づくりに関するお悩みなどをご一緒に解決しています。

それでは、また会いましょう。

Libretto house 安部