マンションと戸建ては、どちらの方がお得に住めるのでしょうか。
当然ながら、一概に言えるものではないものの、考慮すべき費用はいくつかあります。
今回は、マンションと戸建ての「維持費」について比較します。

□マンションと戸建ての維持費を比較します！

東日本不動産流通機構が提供しているREINS TOPICによると、戸建ての維持にかかる1年あたりの費用は20万円で、マンションの場合は52万円となっています。
当然ながら、物件によって、数値は異なるものの、特徴として挙げられることは、マンションの修繕費が高いことです。
戸建ての場合は、何年かに1度に修繕をする必要があり、その際に一気に修繕費を支払うことが一般的です。

その一方で、マンションの場合は、毎月修繕費や管理費が必要です。
また、マンションの場合は、修繕費や管理費の費用をマンションの住民と一緒に決めることが一般的ですが、戸建ての場合は、家の状況に合わせて修繕のタイミングを決められます。
つまり、修繕にかかる費用やタイミングを柔軟に決められるのは、戸建ての方であるため、戸建ての維持費の方がかからない傾向にあります。

□マンションや戸建ての維持費を安く抑える方法とは？

戸建ての維持費を抑える方法と、マンションの維持費を抑える方法をそれぞれ紹介します。
戸建ての場合は、耐久性のある部材を選ぶことが維持費の削減につながります。
耐久性が高い部材を採用することで、メンテナンスの頻度を減らせます。
そのため、たとえ費用がかかったとしても、耐久性のある部材を採用することで、長期的に見ると修繕費を安く抑えられるのです。

マンションの場合は、管理費の安いマンションを選ぶことが効果的な方法です。
共用部分の大規模な修繕に備えたお金である修繕積立金は、マンションに住む限り払うことが必要です。

ただし、管理費はサービスの割合が高いため、抑えられる傾向にあります。
そのため、マンションの維持費を抑えるためには、管理費に着目しましょう。
具体的に管理費の安いマンションの特徴として、共用施設が少ないことや戸数が多いことが挙げられます。

□まとめ

今回は、マンションと戸建ての維持費を比較したうえで、維持費を抑える方法について紹介しました。
長期的に管理費を抑えるためには、耐久性のある部材を採用することや、住宅の状況に合わせたメンテナンスをすることがおすすめです。
マイホームの建築をご検討中の方は、是非お気軽に当社までご相談ください。