知っていれば、ライフスタイルが変わるかも⁈
こんにちは!
リブレットハウスで設計を担当している村山です。
リブレットハウスのホームページにお越しいただきありがとうございます。
9月に入り過ごしやすい季節になりました。今年の夏休みは久しぶりに旅行に出かけた方も多かったようですね。
我が家では遠出はせず、庭でバーベキューを楽しみました。まぁ、田舎ですからキャンプ場と景色は似たようなものです😅
ここ数年のアウトドアブームとコロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなったこともあり、お家バーベキューを楽しむ人が増えました。キャンプ場に行ってバーベキューをするのは楽しいですが、準備や後片付けが結構大変です💦
お家バーベキューの良い点は、準備や後片付けが手軽なことです😆
バーベキューは一つの例ですが、お家の中と外の行き来をしやすくすると生活面で良い変化があります。例えば家庭菜園や車のメンテナンス、お子様の外遊びなどお庭での過ごし方が楽しみやすくなります。そして、洗濯や掃除などの普段の家事も効率的に行うことが出来ます。
そこで今回紹介する5つ目の窓の役割がポイントになってきます。
窓の役割その5~出入りする(通行口)~
お家の中で出入りする場所といえば、玄関ドアがあります。その他に勝手口ドアや掃き出し窓と言われる床から2メートル以上の高さがある引き違い窓があります。
掃き出し窓は、掃除機が普及していなかった時代にほうきでゴミを外に掃き出していたことが名前の由来になっているそうです。
掃き出し窓は、日本の住宅では昔から生活に密着している窓です。ライフスタイルが変化した現代でも、ほとんどの家に必ず一つはあるのではないでしょうか。
次に、出入りできる窓の代表格である掃き出し窓のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
①洗濯やゴミ出しなどの家事がしやすい
掃き出し窓は引違いという構造上、開け放しにしやすい窓です。そのため、洗濯物やゴミ袋などで両手が塞がっていても出入りしやすく、家事をスムーズに進めることが出来ます。
②お庭やバルコニーで過ごす時間が多様化
家の中と外の行き来がしやすくなることで休日の過ごし方が広がります。
ガーデニングや家庭菜園、愛車のメンテナンス、ペットとのふれあい、お子様と駆け回って遊ぶなど…自分達の庭だからこそやってみたいと思うことを気軽に始めやすくなります。
③引越しの際、荷物の搬入搬出がしやすい
新築のお家に引越しをする時に、ピアノやベッドなどの大きなサイズの家具を無理して玄関ドアから運び入れることで、壁に傷をつけてしまうなんてことも…
でも、安心して下さい。掃き出し窓があるとスムーズに搬入搬出が出来ます。
④災害時に避難がしやすい
万が一の災害時にも掃き出し窓があると安心です。玄関ドアの他に外へ直接出られる場所があることで、逃げ遅れの予防につながります。
デメリット
①防犯対策が必要
掃き出し窓は出入りがしやすいメリットの反面、小さな窓に比べて防犯上不利な点があります。シャッターの設置や防犯フィルムを貼るなど予算などに合わせて対策すると安心です。
②多すぎると家具が配置しにくくなる
掃き出し窓の目の前に家具を置くと家具が通路を塞ぎ、外への出入りがしづらくなります。
そのため部屋の中に掃き出し窓の数が多すぎると家具やテレビなどを置きづらいという問題が出てきます。
家具や家電など必要な物の位置を確認して、窓をバランス良く配置することをおすすめします。
③断熱性の考慮が必要
断熱材のしっかり詰まった外壁面に比べて、ガラス面の大きい窓は断熱性能が低くなります。
掃き出し窓は人が出入りできる窓なので、当然ガラスの面積も大きな窓です。
断熱性が低いと、冬は室内の暖かさが外へ移動し、夏は外の暑さが室内へ移動する量が大きくなります。
冬に窓の近くに立つと寒さを感じることはありませんか?そして夏は暑さを感じるでしょう。
最近の窓はガラス面の断熱性が高いものが主流になっているので安心ですが、壁面の方角や部屋の用途に合わせて窓を選ぶことで更に断熱性能の向上が期待出来ます。
今回で「窓の役割」について最終回です。最後はメリットとデメリットを両方紹介しました。
デメリットというとネガティブなイメージですが、注意する点を知ることでより良いマイホーム計画を実現できると思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログは最終回じゃないですよ~😆
では、また10月にお会いしましょう。