日当たりが良く、開放感を感じられる吹き抜けは多くの方に人気があります。

しかし、吹き抜けの特徴を活かしおしゃれな階段を設置すると、落下のリスクが高まります。
そこで今回は、吹き抜けの落下防止策についてご紹介いたします。

□階段からの落下リスクについて

吹き抜けを採用すると、2階と1階の空間をつなげるために階段をスケルトンにすることが多いです。
スケルトン階段は隙間が多く、小さいお子さんがいるご家庭では転落が心配されます。
特に手前だけでなく、手すり側から落ちるリスクが高いです。

また、ペットが隙間から転落する事故も発生しています。
不慮の事故がおこる前に対策をしましょう。
具体的には、お子さんが自力で階段を登りできる様子であれば、転落防止ネットを取り付けるのがおすすめです。

転落防止ネットは、サイズから長さ、取り付けまで確認しておきたい事項が多くあります。
購入してから後悔しないよう、事前にポイントを把握しておきましょう。

□落下防止ネットを選ぶポイントについて

落下防止ネットを選ぶポイントは3つあります。

1つ目は原反つなぎはないものを選ぶことです。
原反つなぎとは、ネットのつなぎ目が入っているネットのことです。
どの場所につなぎ目が入るかはわかりません。

つなぎ目があると、太さが違う線が入っているように見えて目立ちます。
つなぎ目があるものは価格が下がるため、お得だと感じる方が多いです。

しかし、見た目が大きく変わるため、気になる方は原反つなぎがないものを選びましょう。

2つ目はネットの大きさをしっかりと寸法を確認します。
ネットの大きさを十分に確認しないまま購入すると、取り付けた際にダボついてしまいます。
ちょうどのサイズがない場合は、ロープの縛り具合でちょうどいいサイズに変更できるため、少し小さめのものを選ぶと安全です。

3つ目はロープの長さに余裕を持たせることです。
ロープの長さが十分だと思っていても、柱の太さや手すりに使用する分を含めると短かったというケースがよく起こります。

長めに余裕を持たせたサイズのものを注文しておくのがおすすめです。
吹き抜けの階段の場合、手すりから階段を上がったところまですべてのスペースを覆う必要があるため、大変な作業になります。
ご家族の安全のために、しっかり防止用ネットを張りましょう。

□まとめ

今回は吹き抜けの落下防止策についてご紹介いたしました。
吹き抜けを設置したいが、お子様やペットの安全面が心配という方のお悩みを解決いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。