2023/10/01
冬に新築を着工し始めるのは良くない?その理由についてご紹介します!
家づくりは数ヶ月に及ぶため、家づくりの開始時期に気を配る必要があります。
季節によっては、途中で工事が止まってしまい、工期がさらに伸びてしまうためです。
例えば、一般的に新築を建てる際、冬に着工し始めるのは良くないとされています。
今回は、新築を冬に着工し始めない方が良い理由と、着工するベストタイミングをご紹介します。
□冬に新築の着工は避けた方が良い?
結論、夏と冬に着工し始めるのは避けた方が賢明です。
気温や湿度の影響で工事が止まってしまうからです。
冬の場合、気温が低すぎると凍害が起こってしまい、十分な強度で工事が進められません。
夏の場合、高すぎる気温により、コンクリート上にひび割れが起こってしまう可能性があります。
これにより、コンクリートの強度が下がってしまうことがあるので、工事を進められません。
どちらのパターンも、工期が伸びてしまう原因になってしまいます。
以上のことから、できるだけ夏と冬は避けておくべきだと言えます。
*いつ着工し始めるのが良い?
プランや依頼先にもよりますが、着工〜完了まで4〜6ヶ月ほどかかります。
ここから逆算して、着工が真夏・真冬と被らないようにするプランを組むようにしましょう。
また、土地探しや間取り計画を建てるのにも時間が必要になるということも加味しておきましょう。
□着工するベストタイミングは?
*基礎工事は春か秋になるようにする
基礎工事では、主にコンクリートを用いて土台づくりを行います。
この作業を行う上で、真夏の暑さ・真冬の寒さは致命的です。
建築会社によっては、コンクリートの強度を調整して工事を進めることもありますが、これは必ず行わなければならないわけではありません。
建築会社によって行ってくれるかどうかわからないので、極力真夏・真冬は避けるべきだと言えます。
*春 or 秋がベスト!
天候が悪いと、基礎工事だけではなく足場の設置や塗装なども止まってしまうため、雨や台風の多い夏や気温・湿度の低い冬は避けるべきです。
春や秋に着工し始めることで、スムーズに工事が進むでしょう。
□まとめ
新築を夏や冬に着工することで、途中で工事が止まってしまう原因になってしまいます。
工期が伸びてしまえば、予定していた時期までに工事が完了しない可能性があり、今後の予定が狂ってしまうかもしれません。
これを避けるためにも、春や秋の着工を目標として計画を立て、スムーズに家づくりを完了できるようにしましょう。