主役級の階段
こんにちは!設計の村山です。
リブレットハウスのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
9月に入り、朝晩の気温が下り過ごしやすくなってきました。我が家の愛猫は暑さに弱いので8月は食欲不振でしたが、最近は「足りないよ〜」とおねだりするぐらい食欲旺盛です。
さて、リブレットハウスのセレクト住宅「ルシア」といえば、スチールのストリップ階段が一つの特徴です。少し昔は住宅において、「階段」は1階と2階をつなぐ通り道という役割を持つ場所と考えられており、家の中では目立たない場所にあるのが定番でした。少し脱線しますが、隠れた階段と言えばとなりのトトロのサツキとメイの暮らす家の階段を思い出しますが、あれは何故隠してあったのでしょうね?扉も付いていましたよね。昔の家は断熱性能が低くて寒さ対策の為だったのでしょうか?
ところが、今ではライフスタイルが変わり、階段の場所が家の中心であるリビングにあることも珍しくありません。その為、階段そのものがインテリアのアクセントにもなり得る主役級の存在になってきました。
階段の形状は様々ですが、ルシアでは箱型階段とストリップ階段の2種類からお選びすることが出来ます。間取りやお客様の生活スタイル、好みのインテリアなどに適した階段をご提案させていただいております。
例えば、LDKを広く感じさせたいとお考えの方には、ストリップ階段をおすすめします。ストリップ階段は、階段の下が壁で閉じられていないので、部屋の一部として使う事が出来ます。踏み板の間も板などが無く、開放的です。その為、視線が部屋の奥まで届き、視覚的に広さを感じます。
ストリップ階段の下を見せる収納にしたり、テーブルなどを置いてワークスペースにしたり、リビングの一部として様々な使い方が出来るのが楽しいですね。
しっかり隠せる収納を少しでも多く確保したいという方や出来るだけ無駄を省いたコンパクトなお家をお望みの方には、箱型階段をおすすめします。
箱型階段は壁で囲まれた階段下のスペースを収納やトイレを設けることで収納量の確保やコンパクトな間取りが期待出来ます。
そして、階段下が壁で囲まれている箱型階段でも、上り口の数段にオープンタイプの手すりを設けることで圧迫感を和らげることが出来ます。手すりの素材も金属や木など様々です。金属製手すりはモダンで大人カッコいい印象です。木製手すりはナチュラルで優しい印象です。手すりのデザイン次第で箱型階段もインテリアの主役になります。
今回は階段を紹介しましたが、最後にとっておきのすごい階段をご紹介します。
住宅ではありませんが、以前、東京で見学した建物の階段が素敵だったので目の保養にご覧いただければと☺️
東京の上野にある「国際子ども図書館」の大階段です。この建物は明治39年に建てられ、昭和4年に増築された100年以上の歴史がある建物です。平成になってから改修工事が行われています。改修工事には建築家の安藤忠雄さんが携わっています。この階段の素敵な手すり!創建当時から使い続けられているものだそうです。エレガントで優雅な気分になります。階段だけでなく、装飾天井やシャンデリア、レンガ壁など…他にも紹介したいことはありますが、またの機会に紹介出来ればと思います。
「主役級の階段」いかがでしたか?間取りを検討する上でも階段の位置は、実は重要です。階段一つで動線もガラッと変わります。様々な建物をご見学の際には、ぜひ階段にも注目してみて下さい!
リブレットハウスでは9月もイベントを開催中です。
この機会に是非、ご来場ください☺️
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