住宅性能評価等級とは?等級を付けるメリットを紹介します!
「住宅を購入したいけど、住宅性能表示や等級にことが分からない」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
住宅性能表示のことを知っておいた方が住宅を選びやすくなります。
そこで今回は、住宅性能表示と劣化対策等級が付いた場合のメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□住宅性能表示についてご紹介!
住宅性能表示制度は、今まで評価が分かりにくかった住宅の性能を可視化できるようにしたものです。
これによって、簡単に住宅の性能を比べられるようになりました。
この制度を利用する人は増加しています。
住宅性能表示には評価基準が10分野で分けられています。
その中でも特に重要な必須4分野をご紹介します。
1つ目は、構造の安定です。
これは耐震性や地盤や基礎の構造です。
2つ目は、建物の耐久性である劣化の軽減です。
3つ目は、維持管理・更新への配慮です。
給排水やガスなどの配管の点検や補修のしやすさを指します。
4つ目は、断熱性や気密性の基準の温熱環境です。
住宅の省エネルギー性能にあたるので、冷房代を抑えられるので非常に大切なポイントです。
住宅を選ぶ際はこの4分野に特に注目して選びましょう。
□劣化対策等級が付いた場合のメリットとは?
1つ目は、住宅の性能を比較できることです。
等級によって住宅の性能が明確になるので、ほかの物件と比べられます。
劣化対策等級は国土交通大臣に登録した登録住宅性能評価機関が評価するので、公正な評価を受けています。
そのため、劣化対策等級が付いている住宅は安心して選べます。
2つ目は、建設住宅性能評価書の交付を受けることで、住宅ローンや地震保険の支払い額の一部が控除されるケースがあります。
ある程度の条件を満たせば、住宅金融支援機構から長期固定金利住宅ローンの「フラット35」の手続きが簡単にできるようになるという良さがあります。
3つ目は、トラブルが防ぎやすくなることです。
建設住宅性能評価書が交付された住宅で問題が起きた時に、「指定住宅紛争処理機関」へ対応を申し込めます。
指定住宅紛争処理機関は、国土交通大臣が指定した機関です。
問題が起きた時に弁護士や専門家の支援が期待できるので大きなメリットになるでしょう。
□まとめ
今回は、住宅性能表示と劣化対策等級が付いた場合のメリットをご紹介しました。
最近では最高等級を取得する住宅メーカーも増えているので性能の良い住宅選びをしてくださいね。
ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
また、住宅の購入をお考えの方はお気軽に当社までお問合せください。