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省エネ住宅の判断基準とその種類を紹介!

2022-08-11

省エネとよく聞きますが、何を基準にしているのか気になったことはありませんか。
どのように環境に貢献しているのかもよく分からないですよね。
今回は、そんな省エネ基準の意味と実際に省エネと認定されている住宅の種類についてお話しします。

□省エネ基準とは何かを説明

省エネ基準とは、建築物の使用により消費されるエネルギー量を基準にその性能を評価したものです。
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律で定められており、一次エネルギー消費量に関する基準と外皮熱性能に関する基準の2つから構成されています。

一次エネルギー消費量に関する基準とは、空調、照明、換気、給湯などの設備によるエネルギー消費量及び太陽光発電等によるエネルギーの創出量を計算したものです。
これは、全ての建物の基準となっています。

外皮熱性能に関する基準とは、外壁や窓の外皮平均熱貫流率(湿度あたりの熱損失量)及び平均日射熱取得料による計算で出る基準のことです。
これらの計算と法律によって定められた省エネ基準は、規制、指導、認定などの判断基準になっています。

□省エネ住宅の種類を紹介

それらの厳しい審査を通過した、省エネ基準の住宅にはどんなものがあるのでしょうか。

まずは、ZEH(ゼッチ)です。
ネット・ゼロ・エネルギーハウスの略で、家のエネルギー収支をゼロにすることを目標にした住宅のことを指します。
高レベルの断熱化と省エネ化を目指し、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入しています。
光熱費を安く抑えることができ、売電で収入を得ることも状況によっては可能です。

次に、スマートハウスです。
IoTの活用などで家庭機器を制御し、エネルギーを効率良く使う住宅のことを意味します。
スマートハウスのエネルギーを管理するシステムのことをHEMSと言います。

最後は、LCCMです。
ZEHの理念を一歩さらに進めたもので、ライフサイクル・カーボン・マイナスの略です。
建設から廃棄までの長い期間で二酸化炭素の排出を減らすことも目標とした住宅のことを指します。
LCCMでは住んでいる間だけでなく、建てるときや解体する時も二酸化炭素の排出に気を配っていることが特徴です。

□まとめ

省エネ基準と評されるものは、多くのプロセスを経て国から認定されたものだとこの記事から分かると思います。
そして、省エネ住宅にも様々な仕様があり、ライフスタイルやどのようにして環境に貢献したいかという意思で選ぶ家のタイプが変わってきます。
少しでも省エネ住宅に興味の持たれた方は、ぜひ福家産業へご連絡下さい。

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