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地震に強い家とは何か? その定義から種類まで紹介!

2022-08-15

地震に強い家を建てたいと誰もが思いますよね。
しかし、実際にどういった基準で地震に強い家と言えるのか分からない人も多いと思います。
今回は、そんな地震と住宅についてお話しします。

□地震に強い家とはどういう意味か、耐震、免震、制震の3つの観点から説明

地震に強い家とは、大きな地震が起きても被害をあまり受けない対策が備わっている家の事です。
地震対策には、骨組みだけでなく、外装や内装、火事の対策まで、色々なことに注意する必要があります。
家づくりの地震対策には免震、制震、耐震の3つの工法があります。

免震とは地面の揺れが直接建物に伝わらないようにするための工法です。
家の崩壊だけでなく、内部や家具のダメージを防ぐ効果があります。
揺れを緩和することができるので、家具の転倒を防ぐこともできます。

次に制震とは、地震の揺れの抑制を目的とした工法です。
家の土台と地面がつながっているため、地震の揺れは直接伝わります。
そこで、おもりなどの制震材を建物内に組み込むことで、揺れを吸収することができるのです。
耐震を行うよりも、建物内部の損傷を最小限にすることができます。

免震よりコストがかからず、メンテナンスが不要なこともメリットです。

最後は、耐震です。
耐震は地震の揺れに耐える為の強度を高める工法です。
揺れても建物が崩壊しないように、壁に筋交いを入れるなどして補強します。
3つの工法の中で1番コストが安く、地下の設置も可能です。

また、建築基準法に基づいて建てられていると追加費用もかからず、揺れに対して丈夫な建物を建てる事ができます。

□地震に強い住宅の基礎、ベタ基礎、布基礎について紹介

次に耐震性を高める為に必要な基礎(土台)についてお話しします。
こちらの基礎には、ベタ基礎と布基礎の2種類があります。

ベタ基礎は立ち上がっている部分と床をコンクリートで一体化し、大きな面で家の重みを支えます。
この面で建物を支えるので、重さを分散できる軟弱地盤で建物自体が重い場合に適しています。

布基礎は、地面から立ち上がる部分で建物を支えます。
イメージとしては、ベタ基礎が面で支えるのを布基礎は点で支えている感じです。
布基礎は使用するコンクリートや鉄筋が少ないので、コストを安く抑えることができます。

□まとめ

地震に強い住宅でも、それぞれ造りや場所によって地震対策が変わってきます。
災害から日々の幸せを守る為にも大事なことです。
もし分からないことがあれば、是非福家産業へご連絡下さい。
親身になってお応えさせて頂きます。

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