マイホームづくりでは、玄関と階段が重要です。
配置に失敗すると、暮らしにくい間取りになってしまいます。
そこで今回は、玄関を真ん中に設置するメリットについてご紹介いたします。

□家の真ん中に玄関を配置する間取りについて

玄関を真ん中に配置する場合のおすすめが2つあります。

1つ目は家の正面から見て中央部分に玄関を設置するパターンです。
正面の中央部分に配置する場合、左右対称のきれいな見た目になります。

しかし、道路が正面にあると玄関の扉を開けた際に外から中が丸見えになりやすいです。

2つ目は家の側面中央部分に玄関を配置するパターンです。
道路の正面に玄関がないため、外から玄関内が見えにくいメリットがあります。

しかし、家の形次第では道路から玄関までのアプローチが長くなるというデメリットがあります。

家の中の動線を最短にすることにこだわる場合は、真ん中に玄関を配置し、すぐ近くに階段を設置するのがベストです。
あまり敷地面積が広くない場合は、敷地の条件や家の形によって家の隅に玄関を配置する方法もあります。
その場合、階段は中央付近に設置しスペースを無駄にしないのがおすすめです。

□階段は玄関の近くに設置するのがいい理由

玄関と階段は生活の動線が集まる場所として特に重要です。
暮らしやすいと感じる家にするには、玄関と階段を組み合わせて、家の真ん中に置くのがおすすめです。
理由は、2つあります。

1つ目は2階と玄関までの動線が短くなるということです。
玄関と階段が近いことで、1階と2階の移動がスムーズになり、忘れ物をした際も短時間で家の中を移動できます。
また、階段へ上がるとリビングがあるという構造にするとリビングに人が集まりやすくなります。

2つ目は玄関と階段を結ぶ廊下が必要なく、余計なスペースを省けるからです。
本来廊下だったスペースを他のスペースへ有効活用できます。

3つ目はプライバシー空間を作れることです。
1階は家族が集まるリビング、2階はプライベート空間を配置すれば、リビングはにぎやかな空間、2階は落ちついた一人の空間と雰囲気を変えられます。
空間を分けることは、家族それぞれのプライバシーを守るために重要です。

□まとめ

今回は家の真ん中に玄関を設置するメリットについてご紹介いたしました。
当社は家をデザインするだけでなく、想いをかなえる家づくりのお手伝いをいたします。
マイホームをお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。