家事室を使いやすく便利に!具体的な収納例も紹介!
ここ最近、新築住宅において人気が高まっているのが家事室です。
家事室と聞くと、家事をする主婦の部屋というイメージを持たれる方も多いと思いますが、現在は家族みんなにとって快適に暮らすための部屋という考え方になってきています。
そこで今回は、使いやすい家事室にするために具合的な収納例をご紹介します。
□家事室の間取りを考える際のポイントを紹介!
まずは、家事室の間取りを考える際のポイントをご紹介します。
1つ目は、何畳程度のスペースが必要なのか考えることです。
例えば、2階建てで35坪程度の住まいなら、4LDKの間取りに加えて3畳から4.5畳ほどの家事室が設けられるでしょう。
洗面脱衣所やキッチンの近くに取り入れることの多いランドリールームタイプのものなら、この程度の広さであれば使いやすくなります。
広さを考えるポイントは、何をするためのスペースかを明確にしておくことです。
それをもとに適切な場所、適切な広さのスペースを設けましょう。
2つ目は、収納について考えることです。
家事室でよくありがちな失敗として、収納が足りずボックスなどを置いてスペースがなくなってしまうことが挙げられます。
間取りを考える打ち合わせの際、家事室にどんなものをどれくらい収納したいのか、具体的に伝えておくことが大切です。
□家事室の収納例について紹介!
次に、家事室の収納例をご紹介します。
*造作収納
限られた空間により多くのものを収納するためには、造作家具やシステム収納がおすすめです。
あらかじめ何を収納するのかを考え、適切な棚やラックを用意しましょう。
しかし、単に収納を作り込みすぎてしまうと、逆にものが上手く収納できずに、デッドスペースになってしまうため注意が必要です。
*室内物干し
日中なかなか家にいない方や天候を気にせずに洗濯物を干したい方におすすめなのが、室内物干しです。
家事室にこれを取り入れておけば、急な天候の変化にも対応できます。
また、最近は置き型の他に天井に埋め込むタイプのものや壁付タイプのものもあるので、邪魔にならずに設置できるでしょう。
*換気システム
家事室に洗濯物を干したり、衣類を収納したりする場合には換気システムを整えておきましょう。
湿気がこもるとカビが発生したり悪臭の原因になったりして、衣類や壁紙を傷つけてしまうため、十分な換気が行える設備を取り入れることをおすすめします。
□まとめ
今回は、使いやすい家事室にするために具体的な収納例をご紹介しました。
家事室は様々なアレンジができるがゆえに、しっかりと動線を考えて作らないと、かえって不便なスペースになったり、使わない部屋になったりしてしまいます。
そのため、今回紹介したポイントを参考に利便性の高い家事室を作りましょう。