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年収400万円で住宅ローンは借りられる?借りる上でのポイントをご紹介します!

2023-08-15

マイホームを所有する場合、恐らくほとんどの場合はローンを組むことが多いでしょう。
ローンを組む際は、その人の年収によって借入可能額が変動します。
高年収の方の場合は、自身の希望金額通りに借入できるケースも多いですが、中にはそうでない場合もあります。
そこで今回は、年収400万円の世帯を例に挙げて、ローンの借入が可能かどうか、月々いくらまでなら負担なく借入できるかをご紹介します。

□年収400万円でローンは借りられる?

年収400万円の方が借入できる適正金額は、2400万円前後だと言われています。
これは”年収倍率”と呼ばれる数値から算出されたもので、新築物件では年収の6.5倍〜7.5倍、中古物件だと5~6倍の金額が借入適正金額となります。

ここでポイントとなるのが、”借入適正金額”です。
実は、”借入可能額”であれば最大で年収の8倍まで借入できるのですが、最大額まで借りるのはおすすめできません。
なぜなら、家計に負担がかかり、ローンの支払いが滞ってしまう可能性があるからです。
お子様の学費や、車のローン、ライフイベントにかかる諸費用なども考慮した際、借入適正金額の範囲内でローン借入をする方が生活への負担が少ないです。

□住宅ローンを借りる上でのポイントとは?

*金利の種類を把握する

住宅ローンを借りる際の金利には以下の3種類があります。

1. 変動金利型

変動した金利によって返済額が変わるタイプ。
金利が上昇した際は、返済額が上昇するので注意が必要。

2. 固定期間選択金利型

固定期間の間は金利が固定され、その後は変動金利に従って返済額が変わっていくタイプ。
固定期間が終わった後に金利が上昇するリスクあり。

3. 全期間固定金利型

返済完了まで金利を固定するタイプ。
他のものと比較して、金利が高い傾向にある。

*借入期間が長ければ長いほど毎月の負担減

住宅ローンの返済期間が長いほど、毎月返済しなければならない金額が減少します。
毎月の負担を減らしたい方にとっては好都合ですが、総返済額が増加してしまう点に注意が必要です。
住宅ローンを長期間借りた分、金利が発生するためです。

*もし収入が減ってしまっても返済できるような金額設定を

例えば夫婦共働きの場合、夫婦の収入を合わせた借入額にする世帯もありますが、場合によっては返済できなくなってしまうケースがあるので注意が必要です。
例えば、片方が育休に入ることで収入が減り、ローン返済が厳しくなってしまうケースです。
かならず、どちらか一方の収入が減っても余裕を持って返済できる金額設定にしておきましょう。

□まとめ

年収400万の世帯でもローンは借りられますが、今後返済が困難にならないように、できるだけ借入適正金額の範囲内で借入をするようにしましょう。
また、金利の種類や片方だけの収入でも返済できるような金額設定にすることをおすすめします。

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