開放感を醸し出すことで人気のスキップフロアには、それ以外にもメリットが存在します。
また、その一方でスキップフロアのデメリットも存在します。
今回はおしゃれな部屋にしたい方に向けて、スキップフロアのメリット・デメリットについて紹介します。
スキップフロアについてお考えの方はぜひ参考にしてください。

□スキップフロアとは

高さを変えたフロアを１つの階層に複数設置した間取りに変えることで立体的な空間をつくれます。
「ステップフロア」とも呼ばれ、床の高さを調整すること床からの天井の高さも変えられます。

基本的に短い階段を設置することで各フロアの高低差をつくり出します。
必要な高さが決まっていないため２階建てではなくても、１つの階層のみで自分の好みに合った高さに調節したフロアを設けられます。

空間を横ではなく縦に利用することで、壁で空間を区切らずに段差で空間を区切れます。
壁で空間を区切らないため廊下の必要性がなくなり、この余ったスペースを他の部屋に利用できます。

□スキップフロアのメリットとデメリットについて

＊スキップフロアのメリットとは

１つ目は、余っている空間を利用できることです。
段差で区切り余っている空間を利用することで、間取りを変化させます。

２つ目は、狭小住宅や平屋のような家でもスキップフロアを導入できることです。
高さが限られているように感じますが、家の構造的に縦のスペースが余っていることが多いため、ある程度の空間の広さを確保できます。

３つ目は、明るく開放的になることです。
段差で区切っているため全体に光が差し込みやすくなり、開放的な空間になります。

４つ目は、家の中の景色が変化することです。
壁の仕切りではなく段差で区切っているため、フロアによって高さが異なります。
そのため、フロアによって見える景色が変わります。

５つ目は、土地の傾斜を利用できることです。
傾斜がある場合は一般的に大掛かりな工事になりますが、スキップフロアは傾斜を活かして工事をすることができます。

＊スキップフロアのデメリットとは

1つ目は、バリアフリーではなくなることです。
段差で区切りをつくるため、高齢者にとって生活しにくい可能性があります。

2つ目は、空調の効率が悪くなることです。
壁の区切りがなくなり空間が広がりますが、空調の効率が悪くなります。
断熱性と気密性の機能を高めることをおすすめします。

□まとめ

今回は、スキップフロアのメリットとデメリットについて紹介しました。
開放的な空間になるだけでなく、室内が明るくなったり景色が変わったりとメリットがある一方で対応できるハウスメーカーが少ないといったデメリットが存在します。
当社では、スキップフロアを対応できますのでお気軽に当社までご相談ください。