新たに住宅を建てる前に、地盤調査をする必要があります。

しかし、なぜ地盤調査を行うのか、その必要性や重要性について分からない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅で大切な地盤調査の重要性についてご紹介します。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてください。

□地盤調査の基本的な知識について解説！

まずは、地盤調査とはどういったものか解説します。

地盤調査とは、建物を建てる前に地盤の状態を確認するものです。
地盤調査をせずに地盤が弱い地域に建物を建てると、地盤沈下や家の傾きといった危険性が高まります。
そういった危険を避けて安全性の高い建物を建てるために、構造耐力を工事する前に計算します。
この計算をするために、地盤の状況を調査することが必要なのです。

地盤調査の結果から、建物のプランと合わせて構造を検討していくことになります。
この地盤調査は、建て替えの場合でも行います。
その理由は、建て替えの場合でも必ずしも地盤が良いとは限らず、建てる場所によって地盤の強度は変わるからです。
調査の結果、地盤が弱いと判断された場合には、必要に応じて地盤改良工事を行いましょう。

地盤調査自体は、半日から数日程度の時間がかかります。
スウェーデン式サウンディング試験の場合は、半日から1日、ボーリング調査は1日から数日程度かかるでしょう。

□地盤から見た土地選びのポイントを紹介！

次に、地盤の観点から見た土地選びのポイントをご紹介します。

＊標高と立地

基本的に周囲の土地よりも標高が高い場合は地盤が強く、低い場合は水が溜まりやすいことから地盤が弱いという特徴があります。
また、田んぼや河川、池などの水辺の近くの場合は、土地が軟化している可能性があるため注意しましょう。

＊土地の成り立ち

地盤は一度掘り起こすと弱くなってしまいます。
そのため、人工造成地には注意しましょう。

また、住宅用の土地の中には、過去に田んぼや沼だったのを宅地として造成されたものがあります。
そういった土地は地盤が弱い可能性があるため、古地図や過去の航空写真などで、その土地の成り立ちを確認してみると良いでしょう。

□まとめ

今回は、新築の家を建てる上で大切な地盤調査の重要性についてご紹介しました。
地盤調査は安全性の高い建物を建てる上でとても重要なものになります。
そのため、地盤調査とともに結果に応じて最適な構造を検討しましょう。
マイホームの購入をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。